#ちゃんももご飯

ごはんのこと、いろいろ

Uber Eatsに鶏そぼろ専門店ありました

クーラーをつけるか否か、毎日葛藤する時期がやってきました。これを書き終わる頃には、何のためらいもなく部屋をキンキンに冷やしている、に100ペソ賭けます。

前回は、そぼろって結構手軽ですよ~という話をしたので、今回は汎用性の高さをアピールしていきます。

 

そぼろは、冷蔵の作り置きはもちろん、冷凍保存もできます。多めに作って、冷ましてから大きめのジップロックに入れ、平らにならして冷凍しておくのがおすすめ。
平らにならすのは、凍ったままパキッと折れるようにするコツ。都度使いたい量だけを解凍することができるので便利というわけです。
火が通っているので、自然解凍でも、レンジ解凍でもOK。

便利な作り置きそぼろ、汎用性アピールとしてアレンジ例をいくつかご紹介します。

【雑炊・リゾットのトッピング】
雑炊やリゾットなどの米料理は、具が少なくなりがち。トッピングとしてそぼろを乗せることで、肉の旨味がプラスされ、食べ応えもアップします。
シンプルな味付けなので、洋風のリゾットとも相性がいいです。

 

鶏がらベースの卵雑炊に

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黄身を乗っけたクリームリゾットに

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【坦々風そうめん】
そぼろは、麺とも相性抜群。冷たいそうめんの上にそぼろをたっぷり乗せ、ごまダレ(orごまドレッシング)とラー油をかけるだけで担々麺風の味付けに。

お好みで、ネギ・トマト・葉物野菜・ごま・砕いたナッツなどをトッピングするのもおすすめです。

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【チーズそぼろ】
温めたそぼろ・クリームチーズ・ブラックペッパーを練り合わせるだけの簡単アレンジ。
そぼろを温めた時に出る水分は旨味たっぷりなので、一緒に練り合わせてください。温かいうちはユルめですが、冷めると程よい固さに。
そぼろとクリームチーズ。。。?と思うかもしれませんが、半信半疑でもいいのでやってみてください、超ハマります。
そぼろとクリームチーズの比率はお好みで。ブラックペッパーはたっぷりがおすすめ。

単体でお酒のアテにもなりますし、トーストしたパンに塗ると感動の美味しさです。

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他にも、お茶漬けや卵かけごはんに乗せたり、そうめんをうどんに変えたり、野菜とそぼろをたっぷり乗せて、サラダうどんみたいにするのもアリです。


どのお肉を使ったそぼろでも美味しく仕上がりますが、合いびき>豚>鶏の順で、肉々しさが出ます。お好みに合わせて選んでください。
(ちなみに圧倒的に安いのは鶏肉。もはや鶏肉とはマブダチ卍)

 

ここからは、追い打ちのアピール。そぼろ自体のアレンジを紹介していきます。
ベーシックな肉そぼろの優しい味も最高ですが、実は、調味料を変えるだけでパンチのある肉味噌を作ることもできてしまいます。

 

【肉味噌そぼろ】
作り方は前記事の【肉そぼろ ラクな作り方(レンジ調理)】と同じ。手順①の調味料だけが変わります。

≪普通のそぼろ≫
醤油・酒・砂糖・おろし生姜

≪肉味噌そぼろ≫
味噌・コチュジャン・酒・醤油・砂糖・おろし生姜・おろしにんにく・ごま油
コチュジャン(=韓国甘辛味噌)は、無ければ味噌の量を少し増やせばOK。でも、入れたほうがコクと辛味が加わって美味!

 

お肉100gくらいの場合、味噌大さじ1、コチュジャン大さじ1/2、肉の表面にしっかりかかるくらいの酒、全体に薄くかかるくらいの醤油・砂糖、生姜お好みの量・おろしにんにく少々・ごま油ちょろっと、くらいが目安です。

 

普通のそぼろと同様、どのお肉でも作れますが、おすすめは豚肉か合いびき肉。
ピリ辛かつ濃いめの味付けなので、無限にご飯が食べられます。そして、もちろんこちらも汎用性抜群。
普通のそぼろアレンジに出てきた【坦々風そうめん】はこの肉味噌で作るとより坦々麺感がでるのでおすすめです。他のアレンジも少しご紹介します。

 

【ビビンバ】
ピリ辛で濃厚な肉味噌は、ビビンバの肉にピッタリ。常備菜の記事で紹介したナムルや、炒めて醤油で味付けした椎茸、キムチと一緒にご飯の上に乗せ、黄身を真ん中に落とせば美味しいビビンバの完成。

この時は、スキレットで作って、石焼ビビンバ風にしました。

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【肉味噌もやし】
居酒屋の定番メニュー。ダンダダンの肉味噌もやしラヴ。
もやしを茹でるorレンジ加熱して、少量のごま油で和え、その上に肉味噌をたっぷりかけるだけ。ある種の無限もやし。

すぐに黄身を乗せたがるマン。

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肉味噌自体にしっかり味がついているので、チーズと一緒にパンに乗せてトーストにしたり、生野菜に添えて一緒に食べるのもおすすめです。

 

サクッと作れて、美味しくて、汎用性も抜群に良いそぼろ。気が向いたら、試しにおかずのレパートリーへ加えてみてください。

 

クーラーは、言わずもがな余裕で稼働させてます。灼熱じゃん。

そぼろ専門店なんて聞いたことが無い

突然ですが、“そぼろ”お好きですか?
普段そぼろが好きか否か考えることもあまりないですよね。一番ポピュラーなそぼろ料理である“そぼろ丼”ですら、日々の暮らしの中では印象薄め。(偏見だったらすみません)
ちなみに、私は大好きです。美味しさはもちろんのこと、実はめちゃくちゃ汎用性の高いおかずだから。
今回は、そんな“そぼろ”について、書いてみようと思います。

定番のそぼろといえば、肉そぼろと卵そぼろ。肉そぼろは、使用する肉の種類によっても見た目や味わいが異なります。
私が普段作っているのも、定番の二種類。肉は鶏か豚、たまに合い挽き肉を使うこともあります。

そぼろ作りって、なんだか手間で難しいイメージがありませんか?きちんとしたレシピだと、箸を何本も使っていたりして。
結論から言うと、箸は一膳あれば十分です。調理法によっては、フォークやスプーンでも作れます。
まず、私が普段作っている肉そぼろの 基本の作り方&ラクな作り方、そしてそれらの使い分けをご紹介します。

【肉そぼろ 基本の作り方(鍋調理)】
①鍋にひき肉を入れ、肉の表面全体にしっかりかかるくらいの醤油・酒・砂糖、おろし生姜をお好みの量加える。
※私は甘さ控えめ&生姜好きなので、砂糖少なめ&生姜多めで作ります
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②調味料が全体に馴染むように箸でぐるぐるかき混ぜる。
※なるべく練らないのがコツ
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③ここで初めて火にかける。中火で熱しながら、肉がポロポロするまで、かき混ぜ続ける。

※肉からどんどん水分が出てきますが、問題ナシ
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④肉の色が完全に変わったら、弱火にして、時々混ぜながら水分を飛ばす。
※途中味見をして、味が薄ければ少し醤油を足してもOK

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鍋底にうっすら汁が残るくらいが仕上がりの目安。ごはんの上にかけて、真ん中に卵黄を乗せると抜群の美味しさ!

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鍋調理のメリットは、火の通りがゆっくりで、均一という点。
じっくり火が通るので、仕上がりがパサつきにくく、絶えず混ぜ続けることで見た目も綺麗に仕上がりやすいです。さらに、均一に火が通るので、鍋の大きさを調整すれば、大量調理も可能
その代わり、火のそばを離れられない、洗い物が増える、といった面もあります。

【肉そぼろ ラクな作り方(レンジ調理)】
①深さのある耐熱容器にひき肉を入れ、肉の表面全体にしっかりかかるくらいの醤油・酒、全体に薄くかかるくらいの砂糖、おろし生姜をお好みの量加える。
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②調味料が全体に馴染むように、スプーンかフォークでかき混ぜる。ある程度混ざったら、真ん中をくぼませてラップをふんわりかける。
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③電子レンジ(500W)で1分30秒加熱し、一旦取り出して全体をよく混ぜる。
※ひき肉100gくらいの場合。量が多ければその分加熱時間も増やす必要アリ
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④再びラップをかけて、1分加熱。取り出して全体をよく混ぜる。
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⑤ラップ無しで1分間加熱。水分が多ければ、様子を見ながら30秒ずつ追加で加熱。
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レンジ調理のメリットは、火の通りが早く、耐熱容器1つで作れるという点。
レンジは素早く火が通るので、時短に。加熱中も自由に動けます。
保存容器で作ってしまえば、冷ましてそのまま保存できるのも嬉しいポイントです。
ただ、レンジ調理は火の通りのムラが出やすく、火が通りすぎて肉が固くなることも。大量調理には向きません

この2つの作り方、どのように使い分けているのかまとめてみました。

【“基本の作り方”がおすすめ】
・複数人前や作り置きなど、調理する量が多い時
・鶏ミンチのように、脂質が少ない(=硬くなりやすい)肉を使用する時

【“ラクな作り方”がおすすめ】
・1~2人前だけ作る時
・洗い物を増やしたくない時

あくまでもおすすめの使い分けなので、1人前を鍋で作るのも、鶏そぼろをレンジで作るのも全然OKです。

では、もう一つの定番、卵そぼろはどうでしょう。
私の場合、鍋で丁寧に作った方が綺麗に仕上がるよな~と思いつつ、卵そぼろを大量調理するタイミングがないので、もっぱらレンジ調理のみです。
そして使うのは箸ではなくフォーク。とっても手軽に卵そぼろが作れてしまいます。

【レンジで作る卵そぼろ】
①深さのある耐熱容器に卵1個を割り入れ、酒をちょろっと、砂糖をほんのり、塩ひとつまみを加えて、フォークでしっかり溶きほぐす。
※甘めの卵がお好きなら、砂糖を多めに入れてもOK
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②ラップ無しで、電子レンジ(500W)で40秒加熱。一旦取り出し、フォークの背で粗めに押し潰す。
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③再び電子レンジ(500W)で20秒加熱。卵が細かいそぼろ状になるまで、フォークの背で押し潰す。
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はい、綺麗。必要なのはフォークと、あきらめずに押し潰し続けるほんの少しの忍耐力のみ。
注意点としては、加熱中に卵がブワァっと膨れるので、少し大きめの容器を使うか、見張っておく必要があることくらいです。

肉・卵ともにレンジ調理で作ったそぼろ丼がこちら。
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ラクしても、結構いい感じに仕上がります✌

ほんの少しくらいは、“そぼろ”が手軽なおかずに見えてきたでしょうか。
次回は、そぼろの“汎用性の高さ”をアピールしていきたいと思います。

凍らせると美味しくなる不思議

春ですね。日々のあれこれを優先していたら、一文字も書かずに冬を越えてしまいました。
さっと振り返ったところ、お弁当のルーティンと常備菜については書き終わっていたようなので、今回は“下味冷凍肉”について掘り下げて書いてみます。


改めて説明すると、下味冷凍肉はその名の通り、味付けして冷凍保存した生肉のこと。お弁当のメインおかずとしてはもちろん、献立が思いつかない日の救世主にもなる優れモノです。
おすすめポイントは①調理が手軽 ②肉が柔らかくなる ③美味しい の3つ。

まずは、①調理が手軽。味付けが済んでいるので、自然解凍して焼くだけで手軽におかずが1品完成します。


②お肉が柔らかくなる。冷凍したお肉(特に脂身が少ない部位)はパサつきがちですが、調味料によってお肉の水分を保つことができるので、しっとりとした仕上がりに。冷めても硬くなりにくいので、お弁当にぴったりです。

さらに、常温で漬け込む場合よりも調味料の量が少なくて済むので、節約にもなります。


そして、③美味しい。バカみたいなポイントですが、シンプルに超美味しいです。

冷凍して細胞が壊れたお肉に調味料がじっくり染み込むので、15分程度漬けこんで焼いたお肉では出せない味わいに。


ラクで超美味しい下味冷凍肉、下ごしらえも手軽です。

保存袋に肉を入れる(一枚肉でも、お好みの大きさにカットした肉でもOK)
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調味料を全て加える(写真左は塩麹、右はタンドリー)
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袋の上からよく揉みこんで、袋の空気を抜き、お肉同士が重ならないよう平らにならす(凍ったまま欲しい分だけ取り出すためのコツです)
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あとは冷凍庫で寝かせておくだけ。

日持ちもするので、大容量パックのお肉を買ってきて、まとめて数種類仕込んでおくと便利です。


食べる時は、必要な量だけ冷凍庫から取り出して自然解凍。その後は、弱~中火のフライパンで焼くも良し、オーブントースターで8~10分焼くも良し。

生焼けの原因になるので、お肉が常温になるまで放っておきましょう。時間があれば、冷蔵庫解凍でもOK。

そして、味付けの種類は無限大

お肉の種類や調味料を1つ変えるだけでも、味の印象はガラッと変わります。下味冷凍に手を出してから2年近く経ちますが、未だに新しい発見もあって楽しいです。


いくつかおすすめの組み合わせも載せておきますが、分量はテキトーすぎるので、だいたい量が多い順に並べてみました。

きちんと量りたい場合はお手数ですがググってください。

【味噌】
味噌+醤油+酒+はちみつ(砂糖+みりんでもOK)+ごま油+おろし生姜
【ハーブ】
オリーブオイル+乾燥ハーブ(バジルなどお好みで)+塩+ブラックペッパー
ハニーマスタード
はちみつ+粒マスタード+醤油+オリーブオイル
【柚子胡椒ポン酢】
ポン酢+柚子胡椒+ごま油
【タンドリー】※手軽ではないけど、超美味しいので是非
ヨーグルト+ケチャップ+カレー粉+ソース+オリーブオイル+おろししょうが+おろしにんにく

他にも色々ありますが、キリがないのでこれくらいで。

牛肉は普段あまり買わないので保証できませんが、鶏肉か豚肉を漬ければ確実に美味しいです。一緒に玉ねぎや長ネギを切って入れておくのもおすすめ。


これらをベースとして、例えば、味噌漬けの調味料に“+コチュジャン&おろしにんにく”で韓国風の味付け、“+ピーナツバター”でピーナツバター味噌といったアレンジもできます。
ちなみに、色々入れるのが面倒な時は【焼き肉のタレ】が最強。一発で味が決まります。

 

お弁当にも、日々の食卓にも便利に使える下味冷凍肉。時間がある時に、騙されたと思って一回試してみてください。(ハマる人には)ハマります。

 

お弁当シリーズ、3記事書くのに結局半年かかりました。やば。(忘れてる時間が長すぎただけ)

備えあれば憂いなし

近頃ちょっとバタバタで、何故かしら?と思っていたら、ナチュラルに師走へ突入していました。
先日(と言うには期間空きすぎ)、お弁当ルーティンをまとめた際にサラッと触れた“常備菜”について、もう少し掘り下げてお話してみようと思います。

改めて説明すると、常備菜とは、いわゆる作り置き。多めに作って冷蔵・冷凍保存をしたおかずのことです。
お弁当に限らず、あと一品欲しいけれど作るほどのモチベーションが無い時、おかずを一から作る時間や元気はないけれどUber Eatsの高額さに足踏みしている時などにも大活躍します。
常備菜作りや用途のパターンは様々ですが、私の場合は基本、①家ご飯の余りを冷凍しておいて別日の家ご飯やお弁当のおかずに回す ②お弁当用に作ったものを家ご飯の副菜にも回す の2パターン。

①のパターンは、一人暮らしの自炊生活に立ちはだかる「一人分のご飯作るの面倒くさ」の壁をぶち破る手助けにもなります。“余り”と言いつつ、わざと余らせるくらいの量を作ることも。
二人目がいないならば、未来の自分を二人目にしてしまえばいいのです。時間・光熱費・手間がほとんど同じなら、多めに作ってしまった方が断然お得。余り物は冷ましてからフリーザーバッグに入れて、冷凍庫へ。

冷凍庫で眠ったおかずを召喚する時には、過去の自分に深々と頭を下げています。(今現在、冷凍庫の中は唐揚げ・キーマカレー・ルーローハン・鶏そぼろが待機中の無双モード)


注意点は、食べる時に必ずしっかり再加熱をすることと、冷凍に向いていない食材があること。代表的なものとして、じゃがいも、こんにゃく、豆腐などがあります。

②のパターンは、前記事にも登場した弁当生活のハードルを下げる武器。週末にまとめて作っておくことで、平日の負担を減らすことが出来ます。尚且つ、品数多めのお弁当になるので満足感もUP。もちろん、冷凍保存NGの食材も使用できます。
注意点は、衛生面。冷凍保存の場合も注意を払うべきですが、冷蔵保存はより慎重に。冷蔵の常備菜を長持ちさせるコツは、①清潔な容器で保存すること ②清潔な菜箸や盛り箸を使用すること ③極力水分を抑えることの3つです。

私のお弁当生活に欠かせない常備菜ですが、いくら“平日の負担を減らしてくれる”とはいえ、週末に怠けたい気持ちが消えるわけではありません。「ラクするための準備だって手軽に済ませたい」という意志を持って週末の常備菜を作り続けた結果、“洗い物最小限!約30分で4品ALLレンジ調理”(ネット記事のタイトルっぽい)に辿り着きました。折角なので、紹介させてください。

まず用意するのはこちら、レンジ加熱OKのガラス保存容器
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レンジ加熱できればどんな素材でもOKですが、プラスチックよりも衛生的なので、個人的にはガラスの方がおすすめです。
ちなみに、私はKEYUCAの370mlと630ml容量のものを使用しています。冷蔵庫収納しやすいサイズ感に加え、蓋に開閉可能な蒸気穴がついているので、丸ごとレンジ加熱可能。そして安い!
ひとまずこれさえあれば、鍋・フライパン・ボウル等は不要です。

では、何を作るのか?いってしまえば、何でもいいです。が、“何でもいい”が実は一番難しい。というわけで私は、大まかな固定の枠組みを作って、その縛りの中で品目を決めています。
イメージとしては、着せ替え人形。トップス、ボトムス、シューズという枠組みがあって、例えばボトムスなら今週はショートパンツで来週はロングスカートにしよう!といった感じ。(逆にわかりにくくなっていたらすみません)

お弁当の副菜として常備菜を作る場合の枠組みは、“”です。お弁当箱を開けた時に彩り良い方がテンションが上がる、という単純な理由ではありますが、これが結構便利。
固定しているのは“赤・緑・黄・黒”の4色です。信号カラーだけでも十分ですが、黒があると全体が締まるのでおすすめ。
一色ずつ簡単に説明していきます。“赤”はオレンジでもOK、もはや人参枠と言っても過言ではありません。“緑”はイメージがつきやすいと思いますが、葉物野菜やブロッコリーなど。“黄”は大概かぼちゃかイモ類をチョイスしますが、レアキャラとしてが登場することも。“黒”は今のところ、ひじき一択です。冷蔵庫の中身と相談して、それぞれの枠に食材を当てはめていきます。

食材が決まったら、それぞれの味付けを決めます。決めるといっても、毎回ネットに転がる無数のレシピから選ぶのは結構面倒臭い作業。なので基本は、味付けに関しても固定or選択制にしておくのがラクです。
私の場合、赤と緑はナムル・和風ナムル・ピーナツバター和えから選択、黄は基本マヨベースのサラダ、黒はひじき煮の固定です。

無事に何を作るのかが決まったところで、いざ調理。

先に書いた通り、ガラス保存容器と電子レンジで完結させます。まずはダイジェスト。

これが
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こうなって
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こう!
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この週は、人参のナムル・ブロッコリーのナムル・かぼちゃサラダ・ひじき煮を作りました。ちなみに人参以外の野菜は業務スーパーの冷凍カット野菜、便利すぎて泣けます。
普段のおかずとしても使えるので、それぞれの作り方もざっくり書いてみます。

*人参のナムル
【作り方】
①人参(写真は小さめ1本弱)を千切りして保存容器に入れ蓋をして、500Wで1分半~2分レンジ加熱。(目安としては、1分半で食感がある感じ、2分で柔らかめ)
②全体に軽くかかるくらいのごま油・白ごま、鶏ガラスープの素をサラッと、塩ひとつまみを①に加えて和える。
【補足】
・〈番外編〉鶏がらスープの素を和風だしの素に変えるだけで和風ナムルに早変わり。
・蓋がレンジ加熱NGの保存容器の場合は、ラップで代用OK。(他のレシピも同様)

ブロッコリーのナムル
【作り方】
①冷凍ブロッコリーを保存容器に入れ蓋をして、500Wで2分レンジ加熱し、粗熱を取ったら水気を絞る。(生のブロッコリーなら小房に分けて加熱のみでOK)
②人参のナムルと同様。
【補足】
・冷凍ブロッコリーはレンチンすると水がめちゃくちゃ出ます。しっかり水気を絞らないと、味がぼやけたり、傷みやすくなるので注意。
・〈番外編〉緑の野菜はピーナツバター和えもよく合います。②の工程で、ぶどう1粒大のピーナツバター、砂糖小さじ1/2、醤油ちょろっとを容器の隅で混ぜ合わせ、野菜と和えれば完成。

かぼちゃサラダ
【作り方】
①冷凍かぼちゃを保存容器に入れ蓋をして、柔らかくなるまで500Wで3分~3分半レンジ加熱。(生かぼちゃの場合は、カットして4分くらい?様子を見て足りなければもう少し長めに加熱)
②全体に軽くかかるくらいのマヨネーズ、小ぶりな寿司のシャリ大のクリームチーズ、砕いたアーモンド5~6粒分、たっぷりのブラックペッパーを①に加え、フォークでかぼちゃを潰しながら全体を混ぜる。
【補足】
・かぼちゃは、柔らかくなっていれば皮も一緒に潰せます。気になるようであればそぎ落としてもOK。
・加熱したかぼちゃを潰すのではなく角切りにして和えると、見た目と味の印象が変わるので気分転換におすすめ。
・かぼちゃとマヨネーズ以外は、水分が少ない材料であればアレンジ自在。プロセスチーズ、くるみ、レーズン等々お好きなように。さつまいもで作っても美味!

*ひじき煮
【作り方】
①ひじき(写真は大さじ3程度を水で戻した量、入れすぎ注意!)を保存容器に入れて水を加え、15分程漬けておく。
②人参(少量)は千切り、椎茸(1~2個)は薄切り、油揚げ(1/3枚)は横半分に切って細切りにする。
③①の水を捨て、②の材料とむき枝豆(好きなだけ)、醤油・酒(各大さじ1)、砂糖(小さじ1弱)、和風だしの素をサラッと、ごま油をちょろっと加え、蓋をして500Wで6分半レンジ加熱。
④全体をよく混ぜ合わせる。
【補足】
・かなり甘さ控えめなので、甘めがお好みであればみりんを大さじ1足すか、砂糖を増やせばOK。
・調味料は大体の目安。味見をして薄ければお醤油をちょい足し。
・枝豆は入れなくてもOK。もちろん水煮大豆でもOK。

以上4品、分量の目安を書いておきましたが、ピッタリ入れる必要は皆無。あまりにもドバドバ入れることが無ければ、適当でも美味しく出来ます。不安であれば、調味料の分量を控えめで作った上で味見をし、足りなければ追加するという方法がおすすめです。
トータルの加熱時間は多目に見積もっても計15分間。しかもレンジ調理だから気にせず他の作業に取りかかれて安心です。

個人的に効率が良いと思っている手順もざっくりと書いておきます。

ひじきを水で戻す(早めにやっておくと良い)

人参を千切りして、ひじき煮用に少し分けておき、残りを保存容器に入れレンジ加熱。

ブロッコリーとかぼちゃをそれぞれ保存容器に入れ、人参の加熱が終わり次第、順にレンジ加熱。その間に、ひじき煮の具材を切り、かぼちゃサラダ用のアーモンドを砕く。

ひじきを浸けていた水を切り、具材と調味料を加え、レンジ加熱。その間に他3品の味付けをする。

こんな感じです。あとは冷ましてから冷蔵庫に突っ込めば完了。使用する食材や味付けが変わっても、だいたい同じ流れで進められます。
少し慌ただしい感じがしますが、レンジ調理は設定した時間以上に加熱されることがないので、加熱終了の通知音が鳴っても焦らず無視して、マイペースに調理を続行してください。

別に無くても暮らせるけれど、あったら安心の常備菜。1品あるだけでも心持ちが少し違います。
たまには未来の自分に、おかずと時間のお裾分けをしてみるのもいいかもしれません。

12月初旬から合間でちょこちょこ書き進めたところ、ここにたどり着くまでに約半月かかりました。まじ師走。

ラクするお弁当ルーティン

一人暮らしを始めてからひしひしと感じているのですが、ランチ代って馬鹿にならないですよね。
都心のオフィス街は、ランチでも平気で千円前後取られる印象。

ゆっくり食べられるならまだしも、パッと食べる食事のために毎日英世を1枚消費するのはなかなか痛手です。コンビニで買うにしても、それなりにちゃんと食事を摂ろうとするとワンコインで収めるのは案外大変なこと。
そして辿り着くのが“弁当生活”。圧倒的なローコスト、これで1か月の食費はグンと下がります。ただ、その代償として時間と手間がある程度発生してしまうのがネックなところです。
弁当生活を続けるうえでは、この“ある程度”のハードルを如何に下げられるかが勝負どころだと思っています。
折角なので、この1年半で辿り着いた、続けやすいお弁当ルーティンをまとめてみました。ネックなポイントも解消法も人によりけりなので、あくまでも私基準ですが、そこはまぁご愛嬌という事で。

まず、私が思う弁当生活のネックなところは、①弁当のために早起きしたくない ②洗い物を増やしたくない ③朝から少量のおかずを数種類作るのが面倒 の3つです。要約すると、「毎朝、一から弁当作ってる人凄すぎ」。
そして、これらのネックなポイントを大方解消してくれたのが“常備菜”と“下味冷凍肉”です。この2つを駆使することで、日々の弁当作りがかなりラクになりました。
そもそも“常備菜”と“下味冷凍肉”とは何ぞやといいますと、常備菜はいわゆる作り置き。多めに作って冷蔵・冷凍保存をしたおかずのことです。下味冷凍肉はその名の通り、味付けして冷凍保存した生肉のこと。(具体的なことまで書くと長くなってしまいそうなので、それぞれまた別記事にて)

常備菜”と“下味冷凍肉”を駆使した基本のお弁当ルーティンはこんな感じです。

【平日】
前日夜:下味冷凍肉(もしくは魚の切り身)をアルミホイルの上で解凍し、グリル(オーブンでもトースターでもOK)で焼く。冷めたらアルミホイルの口を綴じて冷蔵庫へ。
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※汁漏れが心配なので冷蔵する時は上からラップで包むか小皿に乗せています。
※下味冷凍肉に限らず、メインおかずは前日の夜完成させておきます。

朝:弁当箱にチンした冷凍ご飯、常備菜、前日作ったメインおかずを詰める。

昼:美味しく食べる。空になったお弁当箱は、会社で洗っておく。

【週末】
・1週間分の常備菜(3~4品)を作る。ストックが尽きていれば下味冷凍肉も作る。
・翌週お弁当持参の日を確認して、メインおかずを仮決めする。

このルーティン、私がネックとする3つのハードルを結構低いところまで下げてくれています。
①弁当のために早起きしたくない・・・全て完成した状態なので、朝は詰めるだけ。5分もあれば余裕。私は朝ごはんを作る合間で詰めています。
②洗い物を増やしたくない・・・詰めるだけ且つアルミホイルを捨てるだけなので、増える洗い物は箸一善(おかずによってはスプーン1本も)。弁当箱は会社で洗うことで、帰ってからの負担を無くします。
常備菜・冷凍下味肉作りの時はどうしても増えますが、毎朝よりは大分マシ。
③朝から少量のおかずを数種類作るのが面倒・・・これを解決できるのが、常備菜の醍醐味!

実際に作った1週間分のお弁当はこんな感じ。(週一テレワ期だったので4日分)
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このルーティンを基本として、状況に合わせておかずを変更したりしています。

例えば。。。

常備菜が早めに尽きそうor傷みそうな場合・・・木金曜あたりを丼or一品ものorサンドイッチにする(サンドイッチは朝の作業が増えるので元気がある時だけ)
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この週は、かぼちゃサラダとひじき煮が尽きたっぽいです。

・下味冷凍肉、魚の切り身のストックが少ない(飽きた)場合・・・レンチンおかずの日を作る(鍋フライパンおかずもたまーーーに)
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下味冷凍肉ストックが尽きたので、冷凍むきあさりを味付けしてレンチン、深川飯風にしました。

お弁当の日が少ない週・・・常備菜を作らずに丼or一品ものorサンドイッチで凌ぐ
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お弁当の日が3日の時は、常備菜を用意する時もあります。この週はレンチンネギ塩丼・オムライス・ロールパンサンドで乗り切ったようです。
※オムライスやサンドイッチも、当日朝はケチャップをかけるだけ、具をパンに挟むだけの状態まで前日夜に作業済み

こんな感じで、週ごとに一番都合のいいパターンを選んでいます。たまに、今週は外食ランチしかしない!と心に決めて弁当箱を放り投げる週もありつつ、今のところは無事にお弁当生活継続中です。

勿論、先に書いた通り、万人にこのルーティンが合うとは思っていません。

よくYouTubeなんかで投稿されているような朝パパっと作れる10分弁当が性に合う人もいれば、毎日こだわりを持って丁寧に作ることが楽しい人、たまにお弁当を作るくらいがちょうどいい人もいます。中身だって自由で、残り物や市販の冷凍食品を詰めるだけでも立派なお弁当。
自分の中でお弁当作りがしんどくならない位の“ある程度”を、たまにサボりつつ、ゆるっとルーティン化していくのがおすすめです。

時間に余裕をもって、たくさんのおかずを詰め込んだ運動会弁当的なものもたまには作りたいので、ピクニックのお誘い待ってます。

紐を引くだけでハッピーになれる

私は、基本的にキッチン便利グッズの類を購入しない質です。
今日日さまざまな便利グッズが販売されていますが、一瞬手に取るものの、洗い物が面倒で殆ど使わなくなる未来が容易に想像でき、毎度そっと製品棚に戻してしまいます。そして経験上、その手の物を買わずに後悔したことはあまりありません。

とはいえ、時折クリーンヒット商品と出会うこともあります。
今日は、そんな数少ない愛用便利グッズをひとつ、その用途も含めて紹介しようと思います。


突然ですが、私の家にはおろし金がありません。(おろし金=大根をおろしたり、長芋をとろろにする器具)
何故か、小さな薬味おろしだけは持っているのですが、流石に代用できるわけもなく。
頻繁に使うものではないので、いつか買えばいいやと後回しにしていたのですが、大抵一人暮らし開始時に後回しにされた物って、その後も後回しにされ続けますよね。
結局、一人暮らしを始めてから長らくおろし金に困ることはありませんでした。

しかし、その日は突然やってきます。
数か月前、スーパーで激安の豚ヒレ肉を手に入れた私は、至高のローストポークを作り上げてしまいました。(低温調理器に身を委ねただけ)
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これは絶対、おろし醤油で食べるべき。。。!と近所のスーパーに走り、無事に大根を調達してきたところで、気づいてしまったのです。
おろし金が無い!!!!!!!!!!!
今日食べたい、でも、おろし金のためにもう一度外に出るのは面倒すぎる、薬味おろしでもいけるか?いや無理無理、いやでも。。。と頭を悩ませていたところ、ふと戸棚に眠ったとある便利グッズの存在を思い出しました。
それがこの「ハンドル野菜カッター」。(ダイソーの330円商品、安い!)
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簡易版フードプロセッサー的な商品で、蓋に取り付けられた取手を引くと紐がビヨンと伸び、容器内のカッターがブンブン回る仕組み。これを繰り返すことで、食材を簡単にみじん切りしてくれます。
私はこれを、“地獄の刻みニンニク冷凍ストック作り”の際、少しでも楽をしたいが為に購入していました。数カ月に一度しか日の目を見ることがないアイテムだったというワケです。

フードプロセッサーは、かたまり肉をミンチにできます。それなら下位互換として大根を大根おろしにできるのでは。。。一縷の望みに賭けて、いざブンブン。
かなりの回数、ブンブンしました。が、やはりフードプロセッサーの能力には到底追いつきません。そうして完成したのがこれ。
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えっ?旨。。。大根おろしにはなりませんでしたが、細切れにされた大根は、鬼おろしにも似たシャキシャキ食感が抜群に美味しい薬味と化しました。普通の大根おろしよりも好きかもしれません、スタンディングオベーション。これぞ、たなぼた

いよいよおろし金が要らなくなったかと思いきや、もうひとつだけ、おろし金を必要とする食材がありました。そう、長芋。長芋があれば、とろろご飯を食べたくなるのが日本人の性です。
おつとめ品で安くなっていたので、こちらも試しにブンブンしてみました。最悪細切れ長芋になったとしても、それはそれで美味しいかもな~と思いながらブンブン。
蓋を開けてみたところ、なんとそこにはふわっふわのとろろ。明らかにおろし金ですりおろした時よりも美味しそうに見えました。
恐らく、容器の中でかき混ぜられながら細かくなっていくので、すりおろしに比べてよりたくさんの空気を含む事が出来たのではないかな、と。
勿論、とろろご飯にするのも良いですが、最近は「山芋の鉄板焼き」を作るのがマイブームです。
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折角なので、簡単に作り方も書いておきます。
【作り方】
①長芋200gは皮を剝いて適当に切り、ブンブンして、とろろにしておく。(おろし金ですりおろしてもOK)
②ボウルに卵1個、粉末だしをさらっと、醤油をちょろっと入れて、よくかき混ぜる。
③②に①を入れて、全体が馴染むように混ぜる。(フワフワにしたければ混ぜすぎ注意!)
④油を敷いて温めた小さめのスキレットに③を流し入れて、弱めの中火で焼き目がつくまで数分焼く。
スキレットごと魚焼きグリルかオーブントースターに入れ、表面に焼き色がつくまで焼く。
【補足】
・生地自体は薄味なので、味付けはお好みで。お好み焼きみたいにソースマヨでこってり仕上げるも良し、写真のようにおろしポン酢であっさり仕上げるのも良し。
・お好みの具を足すのも美味。刻んだ紅生姜と青葱を混ぜ込んだり、⑤で上に豚肉を乗せたりするのもおすすめ。(生焼け防止のため、生肉は混ぜ込まないのが吉)
・長芋200gは大きさでいうと、細めならボールペンくらいの長さ。正直こんなもの大体でいいです。
・粉末だしは定番の顆粒だし等でOK。私は、だしパックの中身を粉末だしとして使ってます。
スキレットなんか無い!って場合は、小さめのフライパンでお好み焼きのように両面焼きでOK。その場合、食感は少し変わるけど②で小麦粉を大さじ1くらい入れると崩れにくいかも。

おろし金のとろろでも美味しく作れますが、ブンブンとろろで作ると仕上がりのフワフワ感が段違いです。
めちゃくちゃ補足多めですが、あくまでも補足なので身構えなくて大丈夫です。

そんなこんなで、ついにおろし金を買う必要は無くなり、眠っていた便利グッズは戸棚の中でも取り出しやすい上段のポジションに昇格しました。
紐を引いてブンブンさせるだけで、時短できるだけではなく、時には食材をより美味しくすることもできてしまうハッピーアイテム。
ちなみに、パーツが少ないので比較的洗い物がラクちんなのも、おすすめポイントです。
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もしよかったら、ブンブンしてみてください。ブンブン。

おいしい暮らし

こんにちは、お元気ですか。ツイートの雰囲気から察している方も多いかと思いますが、私は1年半ほど前にしれっと一人暮らしを始めました。
当然ですが、一人暮らしにおいて、勝手にご飯が出てくることはありません。
自炊、外食、デリバリー、テイクアウト等々さまざまな選択肢を駆使し、その日の気分や自分との相性で好みの選択をし続ける毎日ですが、私の場合は自炊が大半を占めています。

もともと私は料理が好きで、実家にいる時からキッチンに立つ時間は多かったように思いますが、あくまでもそれは趣味の範囲。作りたい時に、作りたい料理に合わせた食材を必要な量だけ購入し、楽しく作って、美味しく食べて終了。
同じ料理でも、“趣味の料理”と“暮らしの料理”は別物です。暮らしの料理(いわゆる自炊)は、自炊を選択し続ける限り毎日3回訪れます。都度スーパーには行っていられないし、贅沢ばかりもダメ、時間も限られています。朝なんて最早タイムトライアル。
こんなの毎日やっていられないよ、という方が大半だと思うし、それができて当たり前とされてしまう一般的な“母”の肩書は本当に大変なものだと感じるのです。

ただ、現状の私はこの“暮らしの料理”がとても好きです。
ある程度の制約の中で、冷蔵庫の食材やスーパーの広告とにらめっこしながら、どんな料理を作ろうかと考える時間、実際に作る過程、食卓に食器を置き終わった時の達成感、そして何よりそれを食べている時間。料理に触れている時間は、なんだかずっとわくわくしています。
ちなみに、食器洗いはとても嫌いです。旅行かばんの荷解きくらい嫌いです。

一見、窮屈に思える“暮らしの料理”ですが、趣味の範囲では到底たどり着けないような発見がいくつもあります。そのおかげもあって、この1年半で以前にも増して料理が楽しくなりました。
もちろん“趣味の料理”を全くしなくなったわけではありません。
趣味は趣味として、休日にお菓子やパンを作ったり、低温調理器を取り出してみたり、肉を数日塩漬けしてみたりと、贅沢に楽しんでいます。
友達を招いて食べてもらう料理も、どちらかといえば趣味の気分。おもてなしis楽しすぎ。(いつでも待ってます)

長々と書きましたが、こちら日々の料理に関するあれこれを、時たま文章に残したいがためのブログです。どちらかといえばコラム寄りかも?
作った料理自体はツイッターの#ちゃんももご飯 ないしインスタグラムのストーリーで載せていたりするのですが、それをもう少し深堀したり、それとはまた違った内容を書こうかなと。もしかしたら、たまには有益な内容があるかもしれません。多分。
おいしい暮らしの一部をたまに垂れ流すので、お暇な時にでも読んでみてください。

(ここまで健やかな内容を書いておいてアレですが、普通にラーメンもジャンクフードも食べます。外食サイコー!)